壁への叫び声

誰にも届かない一方通行のつぶやき

ポケモンのストーリーというかメッセージ性が良かった

さてポケモンSVの話題です。

私はほどほどに厳選し、レート対戦に重きを置いて楽しんでいる派閥の人です。

ストーリーはチュートリアルとよく使うのですが、今作は子供へ向けたメッセージ性が高いものになっており、良いものだと感じました。

 

多少のネタバレを含みます。

 

■自由であるということ

オープンワールドになったということもあり、冒険の目的が複数提示され攻略の順番についてはプレイヤー任せになりました。

今までは明確なルート・攻略順が決まっておりそれと比べると随分と変わりました。

 

さて自由度が高くなったので、まずは好きにいろいろなところへ足をのばすでしょう。無理やり先に進もうとすると強い敵に先を阻まれてしまう。同じ場所にずっと停滞していてもポケモンが言うことを聞いてくれなくなってしまいます。

自由だからといって、あまりに無茶はできないし、目的を進めないという考え方もない。よくできたゲームデザインだと感じました。

 

行先に困ったときにはサポートもあり、そのサポートは自分からもらいに行く必要があるというものでした。

 

こういった経験がゲームでできるのは正直うらやましいと思えるものです。

 

自分の人生で考えるべきことをゲームを通して体験させてくれるのは素晴らしいと感じました。子供にとっては良い経験になるのではないでしょうか。

 

■AIに対する姿勢

AIがだいぶ身近な存在になりつつある現代ではありますが、本作にも最後にAIが登場します。所詮は機械と切り捨てることは簡単ですが、自身で考え答えを出すことができるのならばそれは我々と何が違うのだろうか。我々も所詮タンパク質です。

AIに対して立ち向かう姿、行動は考えさせられるものがありました。

 

■友が大切だということ

いろんなフィクションでも話題になるテーマです。

いじめの問題であったり、協力することであったり。

学園がテーマということもありこういった内容が豊富にちりばめられていました。

まぁ王道の流れにはなりますが、前段階も合わせて最後のシーンは良かったですね。

 

良かったところは伝えました。

実際の内容についてはやってみてほしいものです。

ゲーム面でいろいろ言われている作品ではありますが、ストーリーは良かったですよ。