Windowsにはネットワークにつながっていれば相手のパソコンを操作できるようになる、リモート接続ソフトが初期搭載されています。
クイックアシストというソフトなのですが、昔はwindowsが使える状態ならば素で使うことができました。
最近はなぜかこのクイックアシストをMicrosoftStoreからインストールしなければ使うことができなくなってしまいました。
クイックアシストの良さとして、windowsが使えるならば使えるというところがありました。
というのもこういったソフトを利用するときとは、パソコン操作が不得手な人に対して使うことが多いのです。クイックアシストを使い接続さえできてしまえばソフト周りの問題は解決することができます。
パソコンのトラブルシューティングとは自分で操作することができなければ難易度が高いことなのです。
このクイックアシストを使うためにインストールが必要となると、そのインストール方法から説明しなければならないという労力が発生してしまいました。
Windowsアップデート等で強制的に使える状態を保っていただきたいものです。
さて、このクイックアシスト便利ではありますが、かゆいところに手が届いていないソフトでもあります。
現在早期解決していただきたい事項として、接続待機の強制終了の実装です。
リモート接続しようと通信を開始した状態で通信が途切れると、接続側が
「セッションの設定をサポートするユーザーを待機しています」
というメッセージをだして固まってしまいます。
たちが悪いのが、アプリの終了やPC再起動したとしてもこのセッションが途切れず新しく接続することができないのです。
ユーザ側からセッション強制切断できないため正攻法としてのやり方はセッションがタイムアウトするまで待つしかありません。
タイムアウト時間が短いならばまだ許せるのですが、ここの仕様は明示されておらず、30分以上待つこともしばしばあります。
バックドア的な解決策として、クイックアシストを複数立ち上げるという手段があります。セッション接続中の画面が立ち上がった状態で、再度アプリケーションを立ち上げると、別セッションのクイックアシストが立ち上がります。
もし複数のセッションが待機中になった場合は、さらにアプリケーションを立ち上げ、接続できるセッションを用意します。
こちら随分と正攻法からかけ離れたやり方になるため、ぜひ改善をしていただきたい機能です。