壁への叫び声

誰にも届かない一方通行のつぶやき

言語化するということ

そもそもブログをやっているような人には呼吸をするかの如く普通のことではあるかと思います。

しかし言語化するというのはなかなかに難度が高いことではないでしょうか。

このプロセスを砕いてみると

①状況把握

②音声化

③文章化

程度にもよりますが、①ができなければ②に至れず、②ができていなければ③が煩雑になってしまうという構造のような気がします。

 

まず①についてですが、

伝える内容にもよると思いますが、前提として主観は入れてはいけません。

誰がどう見てもそのように見えることを間違いなく把握しなければなりません。

事実のみを吸収しなければこの後につながることはないと思います。

②については文章にするよりも情報量が多くなる傾向があるので順番的に②にしています。話し言葉では、訂正や情報の追加などが簡単にできるでしょうし、相手からの反応を踏まえて伝えたいことを修正していくことができます。

③については要点を抑えなければまともな文章になりません。話し言葉をそのまま書いてしまうと、膨大な文章量になり読むこともままならなくなってしまいます。

 

特に①②ができていなければ③は伝えたいことがどんどん発散していってしまいます。

 

さてなぜこのような記事を書いているかというと、

最近妹の面接練習に付き合わされました。自分が伝えたいことと世間一般の事実がごっちゃになっており初めは何を伝えたいことなのかがわかりませんでした。

面接に失敗している理由がよくわかります。

ビジネスシーンにおいては、相手の意図をくみ取ることよりも、はっきりと明言したことの方が重要になってくると思っています。であるため、質問にはまず解答を用意すること。その解答に至ったプロセスを事実と自分の感情をリンクさせ伝えることができれば相手が反論する余地はないはずです。

雑談ではないしっかりとした会話にもつながるものになるので、このスキルって磨くに越したことはないのですよね。